足利義政によって15世紀後半に建てられた寺は「銀閣寺（正式には慈照寺）」です。銀閣寺は1482年（文明14年）に義政が営んだ山荘「東山殿」を寺に改めたもので、相国寺の塔頭寺院にあたります。銀閣寺は義政によって上棟され、建築様式は上層が禅宗仏殿風、下層が住宅風を融合させたもので、北山文化の代表的建築です。義政は文明18年（1486年）に持仏堂として東求堂も建てています。銀閣寺は1994年に「古都京都の文化財」として世界文化遺産に登録されました.