インフルエンザにかかった場合の「休む日数」は会社や学校によって基準が異なるため、明確な一律日数はありません。一般的な目安としては以下のとおりです。
- 学校の出席停止期間の目安
- 発症日を0日として数え、発症後5日経過し、かつ解熱後2日経過するまで休むのが多い目安です。つまり発症日を含めず、発症翌日を1日目としてカウントします。
- 解熱の定義は人により異なりますが、体温が平熱に戻り、安定して1日過ごせる状態になるまで休むのが一般的です。
- 会社の休暇扱いの目安
- 就業規則や社内の方針によって決まります。特に「インフルエンザ休暇」や「欠勤日数の取り扱い」が明記されている場合はそれに従います。厚生労働省の指針的な説明では、発症日を含む日数の厳密な休業日数は定められていません。実務としては、周囲への感染拡大を防ぐ観点から、体調が回復するまで休むケースが多いです。
- 実務の進め方
- まず勤務先の就業規則や人事担当に休む日数の規定を確認する。
- 医師の診断書が必要か、休暇の取り扱いが有給・特別休暇・欠勤扱いかを事前に確認する。
- 周囲への感染防止のため、外出を控え、マスク着用や手洗い・うがい・換気を徹底する。
- 解熱後の出勤判断
- 解熱しても体力が回復していない場合や、咳・くしゃみ・喉の痛みなどの症状が続く場合は無理に出勤せず、回復を優先する。
- 医療機関の指示や自治体の最新情報を確認し、症状が安定してから職場復帰するのが望ましい。
もし可能なら、勤務先の規定と現在の症状(体温、疲労感、咳・喉の痛みの有無など)を教えていただければ、それに沿った具体的なアドバイスをもう少し詳しくご案内します。
