成人用の上腕用マンシェットの幅は、腋窩から肘窩までの長さの2/3に相当します。一般的には12〜13 cm程度が適切とされています。幅が狭いと血圧が高く、幅が広すぎると低く測定される傾向があるため、個人の腕周囲に合わせて適切な幅を選ぶことが重要です。 要点
- 適切な幅の目安: 成人で約12〜13 cm
- 幅が狭い場合: 血圧値が過大に出やすい
- 幅が広い場合: 血圧値が低く出やすい
- 選定基準: 腕の周囲長の2/3を目安にする
参考として、看護師国家試験の過去問解説や教育現場では、成人の上腕用マンシェット幅が12〜14 cm程度とされるケースが多く、個人差を踏まえつつ適切なサイズを選ぶことが推奨されています。
