地震は地下の岩盤（プレート）がずれることで起こります。地球の表面は「プレート」と呼ばれる数十キロの厚さの硬い岩盤の集合体で覆われており、これらのプレートは地球内部のマントル対流の影響でわずかに動いています。このプレート同士が互いに押し合ったり擦れ合ったり、あるいは一方が他方の下に沈み込むことで大きな力（ひずみ）がたまり、その力に岩盤が耐えられなくなった時に急激に岩盤が破壊・ずれて発生するのが地震です。

日本は特に、北米プレート、ユーラシアプレート、太平洋プレート、フィリピン海プレートという4つの巨大プレートの重なる場所に位置するため、このプレート同士の力のぶつかり合いが頻繁に起こり、地震が多発しています。

まとめると、地震は

• 地球表面のプレートがゆっくり動き続ける
• プレート同士の境界部に力（ひずみ）がたまる
• ひずみが限界に達すると岩盤が破壊されてずれる
• このずれによる衝撃が地震の揺れとなる
  というメカニズムで発生します。